四月は君の嘘 18話 ネタバレ:公生の弾き方に注目 [四月は君の嘘(アニメ)]
四月は君の嘘 18話 ネタバレ
四月は君の嘘18話
のネタバレです。
くる学祭で
凪と公生の出番のところから始まります。
観客席の方はザワザワし始めます。
凪のお兄さん武士のライバルの公生が一緒にいるのですから。
二人の演奏は息があっていて
幸先の良い出だしで始まります。
観客席にいる人達は
凪の急成長に驚きます。
しばらくはいい感じ進んでいましたが
急遽公生が暴走を始めます。
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公生には自分のピアノの音が聞こえて
いたんです。
その時は。
「集中できていない」
「邪魔だな」
と言って急遽
速弾きになります。
ピアノの音が明らかに変わったのです。
本来はサポート役の公生が凪に
プレッシャーをかけ始めます。
「嘘つき、バカ、詐欺師」
と思いつつも
「上等」と心のなかで奮起
食らいついていきます。
一方、観客席にいる渡は
携帯でかをりと通話をしてその音を届けていました。
凪にとって苦しい練習期間でしたが
寝食を忘れて没頭した時間が
本番での成果に見事に結びついています。
そして、この演奏は
兄の武士に捧げていたのです。
スランプにあえぐ兄に立ち止まってほしくない。
また、自分の前で走って
追いかけさせてよ。
という願いを込めた演奏だったのです。
実は公生も
かをりに向かって同じメッセージを向けていました。
16話「似たもの同士」はここでも
繋がっていたわけです。
それを観客席で聞く武士は
「何で俺は観客席にいるんだ。」
「本来は自分もあのステージに
いるべき人間なんじゃないのか?」
と駆り立てられます。
見事に凪のメッセージが届いた瞬間でした。
演奏が終わりに向かう最中
凪は
「終わってほしくない。」
「ぶっ倒れるまで弾き続けたい」
思うほどの会心の出来で
フィニッシュします。
会場がスタンディングオーベーションを
するほど盛り上がりを見せ前半が終わります。
四月は君の嘘 18話 感想
個人的に18話で一番印象に受けたのが
公生の弾き方というよりも
ピアノに対する考え方が
一番変わったとハッキリとわかる回でした。
ピアノの音が聞こえなくて
苦しんでいたのが、
今では逆に集中できていない。
そう捉えていることが
かをりに引っ張られていた頃と全く違った考え方
になっていることを象徴しています。
凪が武士に届いたように
かをりにも公生のメッセージが届いたんです。
途中からかをりも
エアーでヴィオリンを弾いていたのです。
かをりもまた、
公生のピアノに駆り立てられていたんです。
公生がかをりを逆に引っ張った瞬間だった
と言ってもいいでしょう。
いつも引っ張られる側の人間が
逆に引っ張った。
「似たもの同士」は間違いないのかもしれません。
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2015-02-21 21:33
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